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政治のみえる化を [日記]

 毎日一度はみている報道番組、まるで他にはニュースがないかのように、来る日も来る日も自民党の次期総裁選をめぐる党内の動き、一政党の総裁選びにまつわる派閥や勢力争い、それが連日最大のニュースになっています。権力構造の姿、日本の総裁選びが世界の中で占める位置、今の政治の現実の姿をまざまざと見せられている思いがします。

 今朝の朝刊に立憲が疑惑の真相解明を第一弾の争点に掲げたという報道がありました。大いに賛成です。

 政治を透明にして国民にどう政治が行われているかが見えるようにならなければ、それが政治の土台ではないかと思います。

 安倍菅政権下で進んだことはどういうことだったか、国民はしっかり政治の主権者としてみる必要があると思います。社会や政治にどんな意見を持つかは別に、政治が国民の目に透明でなければ国民として判断ができないことになります。権力の一極集中のなかで不透明化が進み、国民には説明なしの強権的手法がずっと取られてきました。それで政治は何とかなるという内心のおごりが権力者に生まれているように思われます。

 はじめ森加計問題の再調査もあるとして、ともかく政治の不透明化をなくすとしていた岸氏がその後態度を変えました。自民党では無理なのでしょう。

 大変な犠牲を払った第二次大戦、二度とあってはならない戦争ですが、なぜ戦争になったのか、なぜ戦争になるのか、やはり最大の原因は政治の貧困と国民が一方的思想統制のもとに事実をしらなかったことではないでしょうか。どういう選択でどういう結果を招来するか、多くの国民は判断する材料をあたえられていなかった、疑問や問題提起をする人は少数ながらあっても徹底的につぶされ、口封じされたのです。

 国家権力というものは強大で国民をどこへでも運ぶ力をもっています。それだけに権力の使い方、政治の在り方が国民の目に見えるようにし、判断ができる事が大切だと思います。そのことを真摯に実行できる政党、政治を望みたいですね。

 

 

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